2010年6月5日土曜日

明るい存在

 

      



 
       世の中すごいですよね。

       こんなかんじで僕がブログ書いて、ネットがつながってれば世界中どこからでもそれを

      見ることができ、出逢ったことのない人たちに伝えることができる。

       ひとむかし前の僕はそんなことができるようになるなんて考えることもできませんでした。




       特に夜中の時間帯は、なんとなくぽっかりというか、ほんの少しだけものさびしくなることがあってか、

      ここ最近、昔はまったゲームやアニメなどの動画を見ることが多いです。


       その中で特に僕を満たしてくれたのはキャプテン翼ⅣとドラクエⅣの実況動画でした。


       
       まず、キャプテン翼のゲームを知ったのは小学4年のときで、友達が持っていたサッカーゲームを

      買おうとしたら売り切れていて、かわりにサッカーつながりでなんとなく買ったファミコンソフトが

      キャプテン翼Ⅱという名作でした。あのころのゲームにしては本当によくできていて、とにかくはまり

      まくりました。

       そしてこのゲームは僕の小4の頃のささやかな夢、サッカー選手の原点になったもので、登場する

      キャラクターになりきって、学校の休み時間や放課後に友達とサッカーをしたものです。


       見るだけでなく、実際に自分たちでそのキャラクターになりっきたりしただけあり、メインのキャラクター

      から脇役、ザコキャラ、全ての登場人物にとても愛着があります。 

       分かる人には分かると思いますが(キャプつばに興味ない人、すいません。。)、 僕にとって、

      キャプテン翼は翼くんや岬くん、日向くんなどのメインキャラよりも、松山くんや新田くん、早田くんなど

      のサブキャラの方がたまらんのです。 もう森崎くんとか最高です。

       そして僕はキャプテン翼ⅠとⅡ、Ⅲはプレイしたことがあったので、Ⅳの動画を見たわけです。

      僕が見ていた動画を実況されていた人もサブキャラ好きのようで、

          カミソリシュート! スカイラブツイン!! 隼ボレー! さのとのコンビプレー!!  

      といった具合にそういったサブキャラを、惜しげもなくプレイしてくれているので、テンションあがりまくり

      ました。



       また、ドラクエではⅣが一番好きなんですが、このドラクエⅣの発売と同じくらいの時期に

      キャプテン翼にはまっていました。当時の僕はたしかこのドラクエⅣの登場人物のアリーナ姫に大層な

      恋をしていて、アリーナを想いつつ隼シュートを打っていたように思います。

       ドラクエⅣはファミコン版のほかにPS版とDS版もあり、僕はファミコン版しかやったことがなかったので、

      実況動画ではPS版を見ました。長い時間を経てまたドラクエⅣと再開できてとても幸せでした。



       そういった具合にニタニタしながらそういった動画を見ているのですが、とても明るい気分にさせて

      もらえるのです。内容が面白いからとか懐かしいからとかだけでなく、登場するキャラクターから得れる

      明るさに惹かれて僕はそれらを見てしまうんだと思います。ひとりで見てるんだけど、ひとりってかんじ

      がしない。好きになったゲームとか漫画のキャラクターって直接話すことはできませんが、友達みたい

      なもんなんだと思います。うまく説明はできないけど、僕は子供の頃、寝るときには必ず枕元にドラえもん

      か、おばけのQちゃんだか、何かしら漫画本を置いていました。それと同じことなんだと思います。

 
       そこには作者やたくさんの読者など、たくさんの色々な愛があるのだと思います。そこに人はいない

      のに、人のような暖かさを感じることができる。あたりまえなようですが、つきつめて考えてみると

      とても不思議だし、夢のあることなんだと思います。



       もちろん人それぞれスラムダンクだったりセーラームーンだったりワンピースだったり、はたまた何かの

      小説だったり音楽だったりアイドルだったり、そういう存在があってその人が愛着をもったということは、

      それはその人自身なんだと思います。やっぱり世の中って面白い。