2012年7月12日木曜日

この世とあの世~みえない世界~

 





死んだらどうなるか。考えてみた。

まあ、特に何もないのだろう。死んだら意識がなくなり、終了である。


でもそれは僕にとっては真実ではない。

理由は簡単。 それではつまらないからです。

想像力のない、ただのつまらない一般論のひとつである。そんなのはどうでもよろし。


僕はあの世だとか宇宙だとか次元だとか時空だとかパラレルワールドだとか、幽霊だとか、

光の速さに近づくほど時間が止まるだとか、最近だとヒッグス粒子だとか、

そういう人智を越えているようなよくわからない、解明したくてもなかなかできない、不思議なものが大大大大大好きでして、

思い浮かべているだけで最高にワクワクします。


そんな僕はいつのころからか、特に本気で服をつくるようになってから、

あっちの世界や異次元、宇宙、幽霊、はたまた人の心・・・

それらひっくるめて、みえない世界。心って、感情って、気持ちっていったい何なんだろうか。 

この、みえない世界っていったいなんぞやと、きっとステキな秘密があるにちがいないと、

勝手に考えるようになりました。


どうやったらそれらをつくる服たちに入れることができるのか。
 

想像をすることは自由であります。そして、それが楽しいのだからしょうがない。だから、

いつものごとくワクワクしっくりくるように、勝手に理屈をつけては好きなように想像していました。

自分の経験などと照らし合わせ、こんなかんじだったらなんとなく納得いくし面白いなといったかんじに。

そしてそれこそが僕にとっての真実であります。思いっきり想像力を働かせるのであります。


そんな横田的解釈の ”みえない世界” を、ざっくばらんに当ブログにてまとめてみることにします。



ずばり?みえない世界とは、感情とか記憶でできた世界だと思います。
死んだあとに行く世界も同じようなかんじです。

まず、僕たちが暮らしているこの世、現世を、物質が基準の世界であると仮定します。 
物質、つまり質量のある世界。

みえない世界はその逆なのです。物質のない世界。質量というリミッターのない世界。
つまり、
今僕たちが暮らしているこの世界が物質 + 記憶感情だとしたら、
見えない世界は、記憶感情オンリーの世界、ということだ。

感情と記憶だけ?で成り立つ世界。 だったら面白い。
そして、その世界には今も片足つけている。心の中とか夢の中がそれです。
そして、この世の中のよくわからない不思議なこととか、ワクワクすることのたくさんは
その世界にあるんだと思います。

なんせほとんど感情と記憶だけでできていますからね。自由すぎる世界です。
死んだらこの世に魂だけ抜け出るんじゃなくて、記憶と感情オンリーの、
いわゆるあの世、見えない世界にワープしていくのです。

さらにつきつめてみる。

光と影があるように、世の中は対立するものどうしで成り立っています。
あっちの世界とこっちの世界は合わせ鏡のようにかさなり合っていて、お互い影響し合っている。
影響し合っていますが、合わせ鏡なだけに、色々ほとんどが真逆になります。
逆ということは、見えない世界は時間とかもない世界かもしれない。

僕たちの暮らす世界とは逆で、光の速さが基準ということもあり得るのではないか。
質量がないということは、感情や記憶は光に近い存在であり、光の速度が基準なのかもしれない。ということは、
時間という概念もなくなるか、もしくは時間に対して自由になるかもしれない。
僕が暮らす物質世界にいても心の中ではある程度、時をさかのぼることができます。
つまり心の中ではあっちの世界とつながっているわけです。 ヤバい、おもしろい。

なんだかマニアックなかんじになってしまいましたが、
そんな不思議で楽しい?見えない世界とたくさんうまくつながることで、
色々な発想やエネルギーを頂き、僕自身とうまく絡み合わせて服をつくっていくのであります。 
そしてもっともっと自由になるのです。

ちなみに画像の猫はお向かいのレタルさんの飼い猫のピノコ。
ピノコのぷりっとした感覚は、今でも体にしみついています。よく一緒に寝てくれました。
こやつは猫のくせに人が好きで、空気が読め、けっこうかまってちゃんで、されるがままで、
猫のくせにたぬきで、よく食べ、よく食べ、デブで、愛嬌があり、
女だけどおっさんみたいな寝相で、お尻がぷりぷりしてて、目がくりっとしてて、
太っていて、デブで、たくさんの人に愛される猫でしたが先日、交通事故で
この世から旅立ちました。 もう一緒に寝ることもできません。

デブのあいつはもう骸骨ですけど、
僕の心の中にこやつは存在します。かわいいやつですからね。
そして、僕以外にもたくさんの人に愛され、たくさんの心の中にもこいつはいます。
きっとみえない世界をピノコ色に満たしてくれていることでしょう。

僕はそこから力を頂きます。
見えない世界とつながるのです。