そもそもなんでテーマって必要なんだろう。
僕はひとつのコレクションをつくりあげていくにあたり、何かしらテーマを設けることが多い。
ここでいうテーマは、コンセプトとも言いかえれます。
たとえば、はるかきみへ2011SSだと「 teard 」、2012SSだと「翼のある服」といったかんじです。
テーマを決めると一貫した目的のようなものが定まり、伝えることが明確になり
デザインもしやすくなる反面、
テーマに固執することでデザインが制限されることもあるように感じることもある。
テーマに沿わないという理由でせっかく浮かんできたデザインが採用しずらくなるというかんじに、
テーマへの一貫性が障害となり、服としての自由な自分を表現しずらくなるということだ。
まあなんというか、無駄にかたっくるしくなるのであります。
それはいかんぜよ。 オレはテーマのために服をつくっているわけではないのだ。
かといって、 じゃあテーマなしでコレクションやればいいじゃん。 というわけにもいかない。
テーマを決めずにつくるというのもひとつの立派な選択肢ではあるんだろうけど、
そのうちテーマなしでコレクションやるってこともあるだろうけど、本当にそれで納得していいのか。なんだかイマイチしっくりこない。
考えすぎである。と思われるかもしれませんが、こういうモヤモヤに何か潜んでいることが
案外多いのです。
しっくりこないと感じるということは、それは僕にとってマックスに理想的ではないからなのだろう。
何か、僕とテーマとの素晴らしき付き合い方があるということなのか。
でもども、テーマが度々障害になっているかんじがすることも事実。 じゃあどうすんのさ。
もうしらねーよ。 うんこ。
そんなぐあいに今までなあなあなかんじにしてきてしまいました、コレクションのテーマに対する自分なりの向かい合い方。
僕にとっての、テーマとの真実の関係とは。
そろそろ本気で解明しなければと思い、じっくりどっぷり考えてみたのでありんす。
僕はひとつのコレクションをつくりあげていくにあたり、何かしらテーマを設けることが多い。
ここでいうテーマは、コンセプトとも言いかえれます。
たとえば、はるかきみへ2011SSだと「 teard 」、2012SSだと「翼のある服」といったかんじです。
テーマを決めると一貫した目的のようなものが定まり、伝えることが明確になり
デザインもしやすくなる反面、
テーマに固執することでデザインが制限されることもあるように感じることもある。
テーマに沿わないという理由でせっかく浮かんできたデザインが採用しずらくなるというかんじに、
テーマへの一貫性が障害となり、服としての自由な自分を表現しずらくなるということだ。
まあなんというか、無駄にかたっくるしくなるのであります。
それはいかんぜよ。 オレはテーマのために服をつくっているわけではないのだ。
かといって、 じゃあテーマなしでコレクションやればいいじゃん。 というわけにもいかない。
テーマを決めずにつくるというのもひとつの立派な選択肢ではあるんだろうけど、
そのうちテーマなしでコレクションやるってこともあるだろうけど、本当にそれで納得していいのか。なんだかイマイチしっくりこない。
考えすぎである。と思われるかもしれませんが、こういうモヤモヤに何か潜んでいることが
案外多いのです。
しっくりこないと感じるということは、それは僕にとってマックスに理想的ではないからなのだろう。
何か、僕とテーマとの素晴らしき付き合い方があるということなのか。
でもども、テーマが度々障害になっているかんじがすることも事実。 じゃあどうすんのさ。
もうしらねーよ。 うんこ。
そんなぐあいに今までなあなあなかんじにしてきてしまいました、コレクションのテーマに対する自分なりの向かい合い方。
僕にとっての、テーマとの真実の関係とは。
そろそろ本気で解明しなければと思い、じっくりどっぷり考えてみたのでありんす。
ここ2、3か月前から僕は、次のコレクション(13SS)では胸当てをテーマにコレクションをしたいと思っていました。
(画像は12-13AWから。あいかわらず気持ちが先走りフライング気味にいつもより多数胸当て登場。13SSはまだですよ。)
おらおらたくさん可愛いムネ当てをつくってやると、夜な夜なひとりで憤っていました。なんだか気持ちワルいおっさんだ。
ここでいう胸当てとは、シャツやワンピースなどの胸元をあしらう装飾、パーツ、
正式には烏賊胸(イカムネ)といったりする。僕はこの胸当て的なものが大好きで、
色々自分なりに応用したりして、
これまでもたくさんデザインに取り入れてきました。
まじ可愛いムネ当て連発させます
もちろんただの胸当てで終わりたくない。
日本イチ可愛い胸当てをつくりたい。
世界イチ可愛い胸当てをつくりたい。
宇宙イチ可愛い胸当てをつくりたい。あいかわらず気持ちワルいおっさんだ。
これ胸当てぇ?となるくらいこわすつもりでつくりたいと思います。
ばらばらにしてやる。
感情と心と気持ちで胸当てをはじけさせるのです。
そして服ごとこわしてしまえや
おらおらおらおらおら
ばらばらばらにしてやる
そのあつい心を叫びを
まじオレムネ当て胸当てむね当て!!!bと威勢よく考えていました。 いつもながら気色悪いおっさんだ。
だけれども
そんなかんじであつく思っていたのですけど、、、なんか微妙にしっくりこなくなってしまった。
でも、胸当てのコレクションに対して冷めたわけではない。
正確にいうと、”ムネ当て”とテーマを決めてしまうことに ”しっくりこない部分” があることに気づいたのです。
だからこのブログに13SSでは胸当てのコレクションやるぜと何度もフライングして書こうとしたけど、
なんだか思いとどまり書けずにいました。
なぜだろう。本当に胸当てのコレクションがやりたいんじゃなかったのか。あんなにテンション上がってたのに。。
そして一生懸命考えてみた。これは大事なことだ。
そして、たぶんわかったのである!!!!!!!!!!!!!!!
胸当てムネ当ていっていましたけども、
最初から可愛い胸当てをつくってつくっては当たり前。
そんでもって、いじくりまわしてぶっこわしてくっつけたり色々することも当然いつもの流れ。
そして、ひたすらそれを壊し組立てぐちゃんぐちゃんにしていき、ムネ当てと服の境界は曖昧になり、、、その後は分からん
本当に興味があるのは、実はそのあとなのだ。そのあとというか、その全てともいえるのか。
僕が求めているものは胸当てそのものではなくて、胸当てからはじまり、ムネ当てむね当て。。たくさんムネアテのある服
胸当てを意識している服をつくりつくりこわしつくりこわしくっつけきってばらしてつくってつくって。。。。。。。。。。。。。
。。。。。その先にあるまだ見えてないものなのです。それが何なのかはまだわかりませんけれど、
とにかくこれまでつくってきた服たちを見ても、僕はムネ当てを愛していることは確かなのだから、
気持ちの赴くままに可愛いムネ当てをデザインしまくることからはじめるのだ。
いつものことですけども、考えてもよくわからないんだから考えずにまずやれよです。またこれだ。
そして、その先にあると思われるよく分からない真っ黒黒すけを探し、
掴み取ろうという姿勢でつくってやるのです。
おそらく、結局何なのか分からず終わる気もしますが、そんなもんなのでしょう。
あるのだと信じること。
そして、ただひとつの真実。
答えは出来上がった服たちである。きっとそこにはまっくろくろすけがいるはずです。
そして、それに見合った題名のようなものを改めてつけてやればいいのでしょう。
つまり、それがテーマとなるのです。
コレクションをとおして僕が探していたもの、求めているものは何なのか。
テーマで服をつくるのではなく、僕自身がテーマをみつけるために服をつくるのです。
やっとしっくりきたぜありんすけんじよこた。 むふふ
コレクションのテーマということに対しての僕なりの答えが出たように思います。
僕にとって大切なのは、何か かけがえのなさげなものを探し出そうと心から手を伸ばす
その姿勢なのだ。
テーマの服をつくるのではなく、テーマを見つけ出し、つかみとるために服をつくるのであります。
これから僕はこのスタイルでいきます。勝手に楽しみます。
次のコレクションは、まずは胸当てが大好きである僕自身からスタートします。
いくぜけんじけんじおれはけんじよこたけんじ31さい
まっくろくろすけ出てこいや